視察旅行をしてみよう
特定技能などの外国人材をすでに雇い入れている企業の方や、これから外国人材をお考えになられている企業の方などいらっしゃると思います。
実際ネットなどの情報や、すでに雇い入れている外国人スタッフたちとのやり取りや情報などでそれなりに海外の情報を知ることはたやすくなりました。
しかし、百聞は一見に如かず。実際に海外へ訪問し、五感でリアルの現地を体感すると今まであった先入観が払拭されるだけでなく、グローバルな考えを持つことにもなり、さらには人生観まで変えることでしょう。
今回は中小企業の経営者や採用担当者などの方が個人で、旅行代理店での手配やツアーに参加せずに訪問するための指南を私なりにさせていただきたいと思います。
・とりあえずガイドブックやネットなどで行ってみたい国について調べてみる。
まずは旅行者の定番「地球の歩き方」やネットでその国のツアーの日程などを見て訪問したい都市などをおおよそ考えておきましょう。
・パスポートを取得する
パスポートをまだお持ちでない方はパスポートセンターまで取得の申請をしましょう。
だいたい一週間くらいかかります。事前に必要な書類とかも揃えてから向かいましょう。
パスポートをお持ちの方でも有効期限が6か月を切るようだと入国できない場合がありますので調べておきましょう。
・外務省海外安全ホームページで調べる
こちらで、渡航先の安全情報と入国するために査証(ビザ)などが必要か確認できます。
実際に査証が必要な場合は査証の取り方が検索で出てきますし、不安な方や面倒な方はビザ取得代行サービスに任せましょう。
・旅程を決める
実際に休暇を取り渡航できる日程が決まりましたら、その国の行きたい都市や訪問地、名所などを考慮して日付に振り分けてみます。
・航空券を予約する
スカイスキャナーという航空券の検索と予約ができるサイトがあります。
こちらで日程に合わせて離発着の都市とフライトの時間、予算などに合わせて航空券を見つけて予約します。
予約が済みましたら、旅程の修正をします。
・ホテルを予約する
ホテルの予約には、トラベルコを使うのが良いと思います。なぜならトラベルコでアゴダやBooking.comなどから一斉に検索できるからです。
ホテルの位置やチェックインとアウトの時間や送迎の有無、Wifi環境なども考慮しましょう。
・海外旅行保険に加入する
たびほ、などが安価で良いと思います。
・クレジットカード、現金、スマホ用のSIMやグローバルWifiの準備
最近は海外のATMで日本のクレジットカードで引き出すのが困難になってきました。そのため現金を持って行くのは必須ですが、現地で交換できるのがドルが良いかとかユーロが良いとか調べて事前に両替しておきましょう。外貨宅配のサービスもあります。
・現地での移動手段などの手配
実際に現地について公共交通手段やタクシーを使うのが一般的ですが、慣れない土地で大変だったり、タクシーにぼられたりすることも考えられます。
現地でUberなどが使えるかどうか、またベルトラというサイトで現地オプショナルツアーや送迎などの車の手配ができます。
都市間を列車で移動するときには国によって事前にWeb予約できることもあります。
あとは完全に視察旅行でしたら訪問するところで車などを手配してもらえるかもしれません。
・現地での地図や会話の手段
地図はGooglemapで十分だと思います。スマホ回線が良くない時にはガイドブックの地図やホテルや観光案内所で地図がもらえます。
会話は実際にほとんど使うことなんてないでしょう。片言の英語やGoogle翻訳で大丈夫です。
・出発前の荷造り
荷造りで何を持って行けばいいかなどはネットや地球の歩き方を参考にしてください。
・出発の際の空港までの交通手段
高速バスや成田ライナーなど調べて予約しておきましょう。
・あとは実際に渡航しましょう
ざっくりとここまでご説明しましたが、どうでしょう自分で手配するのもそこまで難しくないですし、その手配すら楽しいと思います。
どうぞ、企業内での真のグローバル化をあなたから発信していってみてください。